『感じる痛みも弱くなってきて、だんだん良くなっていく実感がありました』
今回の患者さんは来店する以前、かかとの痛みの対策として、足うらやふくらはぎのストレッチやマッサージをよくしていたそうです。
しかし、その時は楽にはなるけれど、歩いたり走ったりした後は、また痛みが出てしまうという繰り返しでした。
そんな患者さんのかかとの痛みは何が原因だったのか?どのように良くなっていったのか?
その経過をご説明します。
写真は足腰を動かして、正しく歩けるようにしていく運動です。
身体のトラブルを根本的に解決するために、とても大切な運動です。
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診療時間は
月、火、木、金 10時〜19時
土 10時〜14時
水、日 休診
スタッフの二塚です。
ご来店されている患者さんの状態の経過をご紹介します。
・お悩み:右かかとの痛み
・年齢性別:40代男性
初回の問診時、患者さんは『ランニングで足に負荷をかけすぎたのが原因かな?と思っている』こう仰っていました。
事実そうなのですが、ではなぜ右かかとだけに痛みが出るのか?
そこを考えることが根本的な原因を見つけだす大きなカギになります。
足のつき方が悪いのか?
身体のどこかに動きの悪い部位があるのか?
左右バランスが悪いのか?
検査をしたところ、この患者さんは左の足腰で踏ん張る力が右に比べてとても弱かったのです。
左が弱いため、腰のラインが下の写真のように右に傾き、右足がドスドスついてしまう歩き方をしていました。
このせいで右のかかとに常に負荷がかかり、歩いたり走ったりすることで炎症が起こり、痛みが出ていました。
ですので、左に荷重がかかるように腰から足の整復、重力トレーニング、テーピングなどをしていきました。
今回は、まずは痛みが出る右ではなく、左を中心に施術していきました。
3ヶ月ほどで左の足腰が以前より踏ん張れるようになり、右足への負荷が少なくなったので、かかとの痛みは徐々に減っていきました。
一気に良くなるようなものでは無いですが、このように身体のバランスを少しずつ改善させていくことで、繰り返して痛みが出ることがなくなりました。
これは右足だけを診たり、使いすぎが原因と決めつけて施術をしていくと、このような変化はみられません。
ずっと『施術の後は良いんだけど…また痛くなる…』となってしまいます。
もちろん、同じかかとの痛みでも、足をつくだけで激痛だったり、日常生活に支障が出るような状態であれば、患部から施術していきます。
この患者さんは日常ではそこまで困っていなかったので、根本の原因から施術していきました。
もし、かかとや足裏の痛みがなかなか良くならず、お困りの方はお気軽にご相談ください!
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