今は身体を鍛えることが楽しいの！なーんにも気にせず身体を動かせる！」
今回の患者さんは、ストレートネックでお悩みの方です。
来店当初は首肩の痛みのほかに、頭痛、常に肩に力が入ってしまい強張ってしまう、足に力が入らない。
などのお悩みがありました。
痛みなどが辛すぎて何も出来ずに２ヶ月ほぼ寝たきりのような生活も送っていました。
そういった方が当店に来店されて現在までの経過をお伝えします。
ウォーターベッドに乗りながら、首の余計な熱をとるためにアイシングをしています。
ウォーターベッドで寝ることで筋肉の緊張を和らげる効果もあります。
初診で来店される患者さんはみなさん痛みなどにお悩みなので、元気が無かったり辛そうな顔つきをしていたりしますが
この方はそれが特に強かった印象でした。
顔は常に下向きで正気がなく、声も小さく常に何かに怯えているような印象を受けました。
現在、ご本人は当時の事を「この世の終わりのような顔をしていた」と仰います。
なぜそんな状態であったのか？話を聞いていくと
母や姉の介護に追われ20年間自分の時間はほとんど無く、少し落ち着いたと思ったら身体に異変が出始め、さらに妹も施設に入るようになってしまい千葉と大阪の往復の日々。
ついには自分も寝たきりの状態になり、心身共に疲れきっていた状態でした。
病院に行ったり、整体に行ったりしたそうですが痛みがどんどん強くなっていき、どうしたらいいかわからない状態で施術を受けることが少し怖いということも仰っていました。
そんな状態でしたので初診時からしばらくは施術を最低限にして、呼吸法だったり簡単な運動だったり、強張っている身体の力を抜く事を中心にやっていきました。
それだけでも少しずつ痛みは軽減し、強張りは少なくなり、「身体が楽になってきた」と仰っていました。
本格的に施術できるようになり２、３ヶ月経つ頃には丸まっていた姿勢も背筋が伸びるようになり、痛みは肩が少し凝っているくらいになり、表情も穏やかになってきました。
半年経つ頃には声に張りも出てきて、笑顔が増えてきました。
どんどんポジティブになっていき、現在では「前からやってみたかった」とジムで身体を鍛えています。
そして、「先生に診てもらってれば大丈夫だから、妹を大阪から千葉に連れてきて介護する」と仰っています。
なんでも自分でしてしまい、自分より他人のために無理してでも動いてしまう性格が身体の不調を起こした１つの要因でしたので
「頑張りすぎないようにね。ちゃんとうちを頼って」と声かけをしています。
ご自身の生活や状態を振り返ってみて
・結構疲れてきている
・少し痛みがあるけどこのくらいだったら問題無いと動いている
・ほとんど休めていない
・軽くでも目眩や頭痛がある
・腕や手に痺れ感がある
どれか１つでも当てはまれば、それは身体にとって『もうそろそろ限界だよ』というサインです。
突然動けないほどの痛みに襲われる可能性もあります。
何かをするにはまずは身体が正常でないと、出来るものも出来なくなります。
当てはまる方は、早めにご相談くださいね。
※こちらは個人の感想であり、
効果・効能を保証するものではありません。
