お風呂、或いは入浴において、おそらく多数派の方がその時にシャワーを使って入ると思います。
私は強いシャワーが好きなので、シャワー吹き出し口の目が細いシャワーヘッドに交換して使っていますが、いつからでしょうか。
手桶を使っての洗髪などをしていたものが、シャワーを使っての入浴になったのは。
私が小さい頃はまだ… しかし今はシャワーが当たり前の時代。
流速のあるシャワーの普及で汗や身体の汚れ落としが良くなり、特別シャンプーやボディーソープを使わずともキレイでいられるようになりました。
そんなシャワーでカラダを温めると血流が良くなる為、良いと紹介されることがあると思います。本当に体に良いのでしょうか?
【熱の伝達力は空気の100倍以上】
昨日、こんな質問をされました。
Q.ジェットバスは入っていいの?
そうですね、普通だったら好きに入ったら良いと思います。
しかし、身体の不調があってくるのが当院ですから、こうお答えしました。
A.調子が悪い時はお風呂も控えて、ジェットバスを長く当てたり、シャワーやジャグシーで長く患部を刺激しない様に。
その理由は以下の数値をご覧ください。
熱伝達率
・静止した空気(無風) 4 kcal/(m2・h・℃)
・流れている空気 10~250kcal/(m2・h・℃)
・流れている油 50~1500 kcal/(m2・h・℃)
・流れている水 250~5000kcal/(m2・h・℃)
いかがでしょうか?空気で伝わる熱伝達と比べ、流水では100倍以上の熱伝達率です。
つまり、不調箇所にシャワーやジェットバスを当て続けると、血流が一気に速くなる反面、身体に入ってくる熱エネルギー量も膨大です。
いつもお伝えしていますが、ひとのカラダは常に熱を捨てるようにできています。
不調のカラダの箇所ではうつ熱、潜熱などがありますが、それを助長してしまうのです。
【ジェットバス・入浴のまとめ】
ジェットバスも入浴も、不調の時は控えましょう! 以上です。
今日もご拝読有難うございました!
#腰痛#脊柱管狭窄症#稲毛#津田沼#幕張本郷
美骨整復くるみの実 代表 谷崎政一郎