千葉市幕張本郷・海浜幕張の根本改善整体「美骨整復くるみの実」(旧名称:くるみ整骨院)

ごあいさつ

名称変更の理由

美骨整復くるみの実は、千葉の幕張本郷の地にオープンして8年目になります。以前は『くるみ整骨院』として6年ほど地域医療に貢献してまいりましたが、整骨院の特性上、急なケガのみの対応しかできないという保険の縛りの中から、もっと多くの人のカラダや悩みに寄り添いたいという想いから1年6ヶ月ほど前、一部名称変更しました。
 

生い立ち 

院長はじめまして、代表の谷崎政一郎と申します。私のごあいさつをさせてください。
私は 学生の頃から身体が虚弱体質で、すぐに風邪を引き、毎月のように何かしら病院のお世話になっていました。そんな中、父の仕事柄、競輪選手と関わる仕事だったということもあり、小学生5年生の頃よりプロの競輪選手を目指して身体つくりと自転車練習をはじめました。中学生の頃になると、よく患っていた風邪や病気はあまり引かなくなり、体格も良くなってきました。この頃には競技自転車の練習と合わせて、部活動ではバスケットボールもしていました。しかし、体格が良くなったと思いきや、中学2年頃から今度は腰痛に悩まされるようになりました。
高校に上がり、プロの競輪選手に弟子入りしたことをきっかけに自転車の練習はハードになっていきました。同時に腰痛はさらに悪化。地元の埼玉県所沢付近では、西武ライオンズが近かったこともあり、所属選手を診ているという治療院や整体にお世話になっていましたが、自転車という特殊スポーツということが災いしてややこしい身体だった私の身体には、有名治療院や大学病院の診察や施術をもってしてもよくならず、結局のところよくなることはなく、20歳まで自転車競技を続けてまいりましたが、20歳までぎっくり腰をすること10回以上、腰痛も治らないまま競技人生を諦めました。
 
はじめて大きな挫折を味わった瞬間です。もともと20歳までうだつが上がらなければ選手としての未来はないと思っていましたので、デッドラインの20歳で自分の人生が決まると思って必死にやってましたから、それはその当時死にたいくらいの思いでした。家族に顔合わせできない、このままどこかにいなくなってしまおう。そう思ったくらいでした。
しかし、もともと切り替えの速い性格でしたので、数日悩みましたが、落ち込んでる時間をアルバイトに明け暮れることで解消させることを思いつき、すぐに忘れていきました。そこで始めたバイトがスポーツクラブで、その先で知り合ったフランクな接骨院の先生に誘っていただき、今の世界に飛び込んだ、というのがきっかけで、今こうして施術家としての仕事をするようになりました。
 

人生哲学

施術家になってからは、自らの競技ライフと腰痛体験・施術体験が大いに生きました。
なぜ治らないのか? 痛めた患者さんはどんな 思いなのか? どんなことをすれば痛みが出ない生活を送ることができるのか? そして、スポーツや競技をやっている多くの人の思いや、目標を持った方の気持ちを理解すること・考えて提案することが難しくなくなったと、そういった意味で競技を挫折したことが今ではいい経験をしたと考えています。
 
 挫折を経験した者は強い。
 
これは私の経験から得られた人生哲学です。
 
  • やりたいことがあるのに痛みがあるから出来ない
  • 目標があるのにケガで達成することが出来なかった
  • この痛みは私にしかわからない。同じ痛みを持った人しか……
 
こういった思いを持ったことや、こんな経験はありませんか? 一度失敗を経験すると、学習しますよね。しかし、何度もつらい思いを繰り返していると、現実から目を背けてしまい、逃げてしまいたい気持ちが出てくるものです。わたしもそうでした。実際、競技者をやめる。となった時には悔しい思い半分、ホッとした気持ちもあったのです。
『ああ、やっとつらい日常からこれで解放される』
しかし、身体の症状や痛みは、本質的に改善せずに何度も繰り返していると、身体に蓄積していくこともわかりました。正しい改善に取り組まなかったため、施術家を目指してからも痛みに悩まされたのです。
しかし、私が挫折から学んだのは、『諦めなければいつかはきっとよくなる』ということでした。
 

施術家としての転機

それを後押しするかのように、施術家としての転機が訪れました。それは、今の施術の幹となる『人を診る』という考え方と出会ったのです。それまでは、腰なら腰を、肩なら肩を、首なら首を……とそれ自体でしか考えていませんでしたが、人にはそれぞれカラダや過ごしてきた人生の歴史があります。それらが合わさって今、何かしらの問題が引き起こされている。それ故に、『人を診る』という本質に触れることが出来たのはまさに千載一遇の出来事でした。
 
院長オグマンディーノという作家の著書に『12番目の天使』という作品がありますが、ちょうどこの頃、この本を手に取り、過去を思い返し、涙したことを今でも覚えています。その内容は、『毎日あきらめずに努力していれば、日々成長していく!』といったようなものでした。
『人を診る』ということは、医師にも負けない医療の知識をはじめ、人の仕組みや構造だけではなく、人の思いやそれぞれの人を取り巻く環境や文化、家族間での社会性、人の心理など、多くのことを学ぶ必要があることに気がつきました。22~23歳の自分にはとても難しいと思いました。しかし、この『12番目の天使』という作品に出てくる、登場人物ティモシーの言葉に「毎日、毎日、あらゆる面で、僕はどんどん良くなってる!」という言葉に励まされ、現在でも日々成長を実感しながら施術に当たっています。
今では、施術で患者さんに直接関わるだけではなく、施術家に施術を伝える・施術家として必要な知恵を共有することで、私が直接診ることの出来ない患者さんを、同じ思いと技術を持った先生に託すことで少しでも良くなる人が増えるような取り組みもしています。
 

最後に 

『美骨整復』の由来についてお話したいと思います。
 
『美骨』は美しい骨と書きます。これは自然界の摂理にも当てはまる考え方で、『機能が優れていれば、デザインも美しい。』『デザインが美しければ、機能も優れている。』という考え方がありますが、私どもの施術も、はたらき・身体のパーツパーツと、心が三位一体となっていくことを第一に考え、本来その方の持つからだを取り戻すお手伝いをする。
 
というミッションを達成するべく、この名前を使っています。
 
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