「速く歩くとまだ痛いですが、ゆっくりであれば痛み無く歩けます」
今回の患者さんは、膝痛でお悩みの方です。
膝の違和感は1年ほど前からあり、整骨院に数ヶ月通って違和感も無くなってきたかなと思っていたそうです。
ところがある日その整骨院で、今までやったことのない治療で『膝を結構な強さで引っ張る』ということをされたそうです。
その日から、膝の痛みと膝から足先への痺れが出てきて足をつくことが出来ず、びっこを引いて歩くようになりました。
それはその治療を受けてから2ヶ月経過しても変わらず、数メートル歩くのもやっとといった状態でした。
そんな方が当店に通って現在に至るまでどういった経過を辿ったかお伝えします。
施術効果を持続させるテープです。
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診療時間は
月、火、木、金 10時〜19時
土 10時〜14時
水、日 休診
ご来店されている患者さんの状態の経過をご紹介します。
・お悩み:膝痛、足先痺れ
・年齢性別:60代女性
本来、関節というのは上下左右から圧がかかっている状態が正常になります。
それが強く引っ張られたことによって、膝に異常が起きてしまったのです。
初診時、びっこを引いてやっと歩いている状態でした。
初回施術で膝に圧をかける施術とテーピングで安定させて、痛いながらもびっこを引かなくても歩けるようになりました。
それから約1ヶ月半経過した頃、ゆっくり歩く分には30分は歩けるようになり、足先の痺れも無くなりました。
しかし、歩行スピードを上げると歩いた後に痛みが出る状態でした。
3ヶ月弱経った原因は膝の痛みは軽減し、ゆっくりであれば40分〜1時間歩けるようになったものの、まだ速く歩くには不安があるようです。
そして、庇っていた反対側の膝に少し痛みが出たので、そちらも処置しています。
今回は治療を受けたことで痛めてしまったという形でしたが、
これは例えば自分でやっているストレッチや体操などでも同じようなことが起きる可能性があります。
『身体のために』『柔らかくするために』など良かれと思ってやっていたことが、やり方を少し間違えていただけで身体を悪くさせてしまっていた。
ということが起こりうるわけです。無自覚で。
本人はストレッチや体操で悪くさせているなんて夢にも思っていないので、さらにやってしまうわけです。
「こんな身体に気を使っているのになんで痛みがあるのかな?」と思った頃には、もうご自身で改善することは出来ません。
『ストレッチも体操も筋トレもやってるのに身体に痛みがある』
という方は早めにご相談いただけるとよいと思います。
一応お話ししておきますが、この患者さんは整骨院を恨んでいるとか、そんなことは全く思っていません。
初診時に「どこの整骨院ですか?」と聞いても「お世話になったから」と整骨院のある地域すら教えてもらえませんでした。
あくまで「こうなってしまったけど、良くしてもらうためにやってもらった事だからしょうがない」ということみたいです。
優しい方ですね。
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二塚