東京では桜の開花宣言されましたね。
千葉の桜は後もう少しですかね。
さて当院で歩行指導をしていて、時々聞かれる質問があるので紹介したいと思います。
膝痛や腰痛で来院される方で
『普段走っているから、歩かないでゆっくり走っても良いですか?』
と聞かれることがあります。
そんな時、こう答えます。
『今は身体が正常な働きを失っている状態です。』
『立つことや歩くことに支障をきたしているので、その手前の段階からやり直しましょう』
という風にやっていきます。
産まれたばかりの赤ちゃんが突然走れませんよね?
段階を経て成長していきます。
ケガでももちろん、プロスポーツ選手でさえいきなり練習で高負荷・高強度の練習はしません。
軽いから走るのも大丈夫と思う方も少なくないようですが、全然違いますよ!
【これだけチガウ!RUN&WALK】
①重心の移動
②頭位の偏心
③足の接地と離地、振り出し
④律動的周期荷重
⑤衝撃緩衝
⑥臓器の励起反応
⑦筋関節ポンプによる血流
ざっと挙げただけでも、大きな変化でもこれだけ違います。
これを理解した上で走ることができるなら良いのでしょうが、地道が一番です。
階段を昇るように、一段一段良くしていくのが近道なのかなと思います。
三歩進んで二歩下がる…これでは。。
※腰痛でお困りの方はこちらから。
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美骨整復くるみの実 代表 谷崎政一郎