寒い季節、いかがお過ごしでしょうか?
この時期になると動きが緩慢になり、寒いからとあまり運動もしなくなる方も少なくないようです。
そんな季節には身体を痛める方が多くいらっしゃるのですが…
今回は改めてギックリ腰と冬ならではのその対策についてお伝えしていきます。
・ギックリ腰とは?
ギックリ腰は通称腰回りを痛めるとこのように呼ばれていて、正式名称というよりも呼称です。痛める場所は実はいくつかのパターンがありまして、
・腰椎の損傷
・仙腸関節の炎症(捻挫)
・腰部の筋肉の損傷と炎症
この3つがあります。
比較的軽度なのが筋肉の問題です。
しかし、腰椎、仙腸関節の損傷も同時に起こすことを含んだ筋肉の負傷もあり、
自己判断はとても難しく、画像初見でも見分け方は簡単ではありません。
・起こすタイミングは?
三つの損傷のうち、どのケガにおいても身体の誤った使い方や負荷のかけ過ぎ、同じ姿勢の長期化が原因になることがほとんどです。強いていうと、冬は筋肉が寒さで固まりやすく、さらに寒いからとじっとしてしまい、それを助長するのために痛めやすいという理由があります。
・ならない人となる人の違い
日常の動作で
立つ・歩く・座る・踏ん張る・重心移動
実はこの動きが全ての問題の中心にいます。
この動きのうち、
①正しく使うこと
②頻度を適正に使うこと
③普段からよく歩いていること
この3つがよくできていると問題が起こりにくいです。
・痛める人に聞きました。
Q.前日までにどんな感じだった?
痛めてしまう数日前までに、座敷に長く座っていた。車に長く座った。映画館にいった。美容室に行った。集中して何かを作業していた。
このように言われる方が多く、また、直前にはなんとなく足や腰回りが張るような、つるような感覚があった、という方が少なくないようです。
いわばこれが『動きがおかしいよ!』という身体の警告とも言えるでしょう。
・ならないようにするには…
ではギックリ腰にならないようにするにはどうすればいいのでしょうか?
それはよく歩くこと…なのですが、
とはいえ、新年会や忘年会や大掃除などで危ない動きになってしまうことが
避けられない方もいます。
その場合には、そのことを留意して、体勢をよく変えたり、ある程度前後に歩いておいたり我々のお伝えしているような体操をすることで、確率を下げられますので、これからの季節、工夫をしてみてはいかがでしょうか?
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美骨整復くるみの実 代表 谷崎政一郎