この季節になると食器洗いが憂うつ…
という方があなたやあなたの周りにもいらっしゃると思います。
なぜ食器洗いが?と思われる方はおそらく、シモヤケに悩まされていないのでしょうが、
シモヤケと食器の水洗いの関係は直結するような、悩ましい問題です。
この食器洗いで起こるシモヤケの原因は、抹消の血管である指先の冷えることでの
毛細血管の障碍だとされていますが、もう少し話しを掘り下げてみることで、
対策の一助になっていくと思いますので、お付き合いください。
※シモヤケの方にありがちな、頚椎や姿勢の悪さからくる痛みやしびれでお困りの方はこちらをクリック。
冷えやシモヤケの原因は手足の指先の「冷え」であると話しましたが、
ではなぜ手足の指先が冷え、「指先から」シモヤケになるのか考えてみましょう。
シモヤケは、繰り返しの寒冷刺激による血管の炎症…とありますが、
繰り返しの刺激でも数回でシモヤケを作る方とそうで無い方がいます。
この違いはどこにあるのかというと、身体が熱を作り出す仕組みと炎症をコントロールする仕組みが適当であるかどうか?というところにあります。
身体に大きくその問題が隠れている場合、一筋縄では解決まで行かない場合もありますが、
多くの方の場合、施術の現場で聞いた話しでは食事の内容に原因があるように感じられます。
身体から熱を作り出す仕組みは複雑なので、筆舌に尽くしがたいものがあるのですが、
今回のシモヤケに関係するところとしては、内臓による熱を作り出す仕組みがあります。
内臓と言っても、主に消化に関わる部分が重要で、それには外側と内側からの影響の2つがあります。
まず、外側からの影響は運動による血流を作り出す物理的な運動。
そして、冷たい風や温かな皮膚からの刺激があります。
内側からの影響は、消化に関わる栄養素の問題と、内臓の働きがあります。
これは、食べ物と運動の質と量が影響するものですが、今回は食べ物にフォーカスしていこうと思います。
血流や望ましく無い指先の炎症をコントロールする食事の方法は、
ズバリ、ビタミンと身体のエネルギー源です。
ビタミンと聞くと、サプリメント…?と思考変換してしまう方も少なくないと思いますが、あえてここではサプリメントではなく、食事だけの話で進めていきます。
ポイントで絞って、シモヤケ対策となる炎症と血流の問題をどうにかするおススメ食事メニューをあげていきます。
・玉ねぎたっぷりのカツオのたたき
・エリンギとピーナッツのバター炒め
・サンマの生姜煮
・ブリカマの煮付け
・ひきわり納豆と卵とそぼろ肉の炒め物
この中から1種類を毎日召し上がることで、シモヤケ対策に必要なビタミン・タンパク質・脂質などを上手に摂取することが出来ます。
まずは食事から内臓の働きを変えてみて、そこから寒冷刺激を極力減らすこと、
そして運動量と質を変えてみると憂うつなこの時期を変えるきっかけになると思います。
運動の内容や量については、また別の機会、あるいはあなたにあったものは直接性格や生活を考慮してお伝えした方がベターですから、気になる方は一度会いに来てくださいね。
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