プロを目指して20歳まで多い時で1日12時間自転車に乗ってきた谷崎が
クロスバイク(T字ハンドルの自転車)に乗っていて太ももから膝にかけて出る痛みについて原因や対策をお伝えします。
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クロスバイクに乗っていて太ももや膝が痛くなる原因は
大腿骨という太ももの骨の捻れが歩行時とは違う形で動いているということが原因としてあります。
本来膝は純粋な蝶番の動きのようにまっすぐ曲げ伸ばしするわけではなく、外側に巻くように伸ばされます。
しかし、クロスバイクに乗ると太ももを内側に入れすぎてペダルを漕いでしまう人がいます。
これがなぜ起こるかというと、大腿骨が内向きに捻れてしまっているためです。
クロスバイクに乗った動きというのは歩行時とは違う膝の使い方をしてしまい、膝がうまく噛み合わないという現象が起きるので膝を痛めてしまうのです。
太ももの筋肉に関してもクロスバイクと歩行では違います。
歩行の際は体重を乗せて太ももの裏を使うように動かします。
しかしクロスバイクでは大腿四頭筋という前ももの筋肉を使ってペダリングをします。
ですので、クロスバイクに乗れば乗るほど筋肉の緊張度が増してしまいますので、太ももを痛めてしまうのです。
原因をお話したところで、対策としてやっていただくと良い事が2つあります。
1つ目はゴムベルトを骨盤に巻いて、15分〜20分歩くという方法です。
クロスバイクに乗ると骨盤に直接振動が加わるため、骨盤の仙腸関節や恥骨結合に割れるような力がかかってしまいます。
これは、ゴムベルトを巻くことで割れたものを強引に戻すようなやり方です。
強引にというところで荒療治にはなりますが、整体に行きたくないなど自分でなんとかしたいという方にとってはやらないよりやったほうが良いものになります。
ただ元の状態がわからずに強制的にやるもので必ずしも改善するとは限りません。
2つ目の方法ですが、これは安全な方法になります。
それは四つ這い運動です。
やり方です。
・右手を大きく前に出します
・右足を大きく前に出します
・左手を大きく前に出します
・左足を大きく前に出します
右手→右足→左手→左足→右手の順番です。(開始は左右はどちらからでも構いません)
ポイントはつま先は立てず、寝かせたままにします。
これをやると、自然な力で膝から股関節にかけてはまり込むような力がかかります。
さらに下記の写真のように大腿四頭筋や腸腰筋を伸ばしながら揺さぶる動きをすると
本来の歩いた時と同じような自然な足の振り幅が出てくるので、自転車によっておかしくなった捻れを改善できます。
1週間この運動をしてもよくならない場合は、是非一度当店にご相談ください。
ご自身では解決できない問題も施術によって解決できますよ。
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美骨整復くるみの実代表 谷崎 政一郎