→ギックリ腰
→妊娠初期~断乳後1カ月までの方
→腰部不安定症の方
当院ではこんな方へサラシを巻く指導をしています。
施術後に安定しない腰部を保護する目的で巻いてもらいます。
【晒 その目的は?】
晒(サラシ)を巻く目的は幾つかありますが、元来サラシは〈着物の帯を巻き、鼻緒の付いた履物を着た時の動き〉同様、和式の着物を着た時の所作をすることが前提で巻かれていたものです。
着物の帯を緩めないその所作は、モンゴロイドである日本人の腰には結果的に理にかなった動きでもあります。
自由な動きの出来る洋服を着た現代人には中々どうして慣れない動きでもありますが、タガ(桶のタガ)が緩まることないよう動く為、サラシは所作の矯正にもなります。
【骨盤ベルトやサポーターではない理由】
輪ゴムを腕に巻きしばらくすると、跡が残りませんか?弱い力のゴムでも締め付け続けるとうっ血してしまいます。
マジックテープでも同様で、締め付け続けることで所作の意味を感じられないばかりか、動きによって変化する筋肉の締まりや緩みを無視し、筋肉を退化させることに繋がったりゴム同様に、骨盤内や腹腔内(お腹の中)を異常な状態にしてしまう可能性があります。
高圧迫状態は内部うつ熱の可能性を高める望ましくない影響を与える事に繋がるのです。
【サラシ 妊産婦さんへの目的】
◆安産のため
◆妊娠以前からの疾病治療に
◆産後の障がい防止
◆ホルモン分泌異常防止
◆流産・死産・奇形の防止
◆出生児知能低下の防止
骨盤ベルトやサポーターはこのような目的を持ち合わせていないばかりか、上記の問題を誘発する可能性さえあります。
締める目的を履き違えると、こんなにも大きな差を生んでしまうことに繋がるかもしれないのです。
それでも骨盤ベルトを巻きますか?
【最後に】
そうは言っても中々サラシを巻けないし、どうやってきちんと巻くの?
とお思いの方もいらっしゃると思います。
かつてはそれぞれ妊産婦さんのお母さんが子に受け継ぎ伝えていましたが、
それも今や昔。
ギックリ腰や妊産婦さんのサラシの巻き方は、きちんとした理論でサラシを巻く事が出来る柔道整復師の先生や、助産師さんに指導を受けてください。
適当に巻かずにきちんと巻くことで本来の意味が果たせます。
※ご予約はこちらをクリック
美骨整復くるみの実 代表 谷崎政一郎