すっかり日が落ちる頃には鍋が恋しくなる季節になりましたね。
夏が暑過ぎる昨今、日中ウォーキングを含め、積極的に外出が出来ないと嘆いてる方が、結構な割合でくすぶらせていた臓器の機能低下をこじらせているようです。
すると、日々の歩行量が少ない方では意識して秋から歩き始めるようですが、そのような方では「足底筋膜炎」や「膝の痛み」を起こすことが少なくないようです。
なぜこうなってしまうのか?という点と、今回の表題でもある「減量」と「睡眠効率を高める」という2つのタスクを一挙に解決してしまおうという食事法には大きく関連があるので話していこうと思います。
夏に「積極的に運動」「歩けなかった」人にオススメな冬の食事メニューとは?
結論から言いますと、ズバリ「常夜鍋」と「朝作るミニお握り」です。
まず常夜鍋とは、その鍋を毎晩食べても飽きないからという意味です。
ですので、該当する方は週の大半に鍋を食べてほしいです。
次に「朝作るミニお握り」。
では、なぜオススメなのかを解説します。
1.朝作るメリット
朝作り、冷蔵庫保存や握ってから時間を置いて冷ましたお米はレジスタントスターチ(でんぷん)というエネルギーとして吸収されにくい性質に変化します。すると、私が推奨している30分を超えるウォーキングでバテにくくしてくれることと、食べてすぐに血糖値が上がりにくいので、歩かなかったとしても減量向きなのです。
2.ミニお握りである理由
※これは、朝作るお握りに限る話になります。お腹いっぱいにならない小さいお握りを歩く前1〜3時間前、直前と分けて食べることで、長めのウォーキングやゴルフやハイキングなど長時間の運動において脂肪をエネルギーとして変換し、その活動源する際、冷ましたお握りを小分けにすることで糖質と脂肪は効率よく消費されます。
糖質制限をしながら長時間運動をすると、同時に筋肉がエネルギーとして使われてしまうために代謝を下げてしまうばかりか、すぐにバテてしまいます。
3.常夜鍋に入れるレシピ
基本的には昆布だしで味のベースを作ります。中身の具材はお好きなものを入れたいところですが、ここでのテーマである「減量」「睡眠効率を高める」ためのオススメがあります。
・緑の野菜(ネギ・青い葉のものなど)
・きのこ類(タンパク質の吸収率アップのため必須)
・白身魚(あるいは脂質の少ない魚や豚肉など)
・豆腐
こういった食材をポン酢で頂いてください。飽きを避けたい人は、ゴマドレなどで工夫しても良いと思いますよ。
このようにして脂質の少ないタンパク質を白身魚系から摂りつつ、
筋肉をはじめとして体を作る素材を摂取していくと、ウォーキングでバテることなく脂肪を消費しつつ、一定の歩く筋肉を育てていくことと、そしてバテてしまうことで左右いずれか或いは後方に荷重が乗りすぎてしまう望ましくない歩行姿勢を作る可能性を減らすことが出来ます。
このような食事メニューを取り入れつつ、それでも歩くときや運動時に痛みがある場合早めに問題解決しないと、運動そのものが出来なくなるだけではなく、運動効率すら悪くなってしまうので、その際はご相談くださいね。