ある程度長く腰痛持ちの方は、これをやると調子が悪くなるからそれはやらない、
朝のこの時間は動きが硬すぎるからゆっくり動くことが多い。
といった様な自分の中で確立した理論と言いますか、感覚値で確信的に気が付いていることがあると思います。
そんな中でも
・車や電車での長距離移動
・寝過ぎた時の朝
・特定のスポーツを行う
・ストレッチを行うことで痛みをおこなさない様にしている
こんなものは代表例にあるのでは無いでしょうか?
加えて映画を観る後にしばらく腰が痛くなる。
というのは、上に当てはまる方は該当する可能性が高くなります。
なぜそうのようなことが起こるのか?
ということに気がつけると、前述したいくつかの事柄を解決出来るかもしれません。
その答えは『身体が固まる姿勢の時、尾骨を押さえてはいけない』というものです。
尾骨というのは尻尾の骨、動物でいうところの尻尾がついている骨になり、
名称でいうと仙骨という骨の部位です。
この尾骨は長時間抑えられてしまうと、上半身の重みと尾骨からの押し返される力が腰骨と仙骨の繋ぎ目の部分で大きなストレスを受ける形になります。
これが腰の不安定を生み、結果的に長く続く腰痛につながっていってしまいます。
では、痛みが怖い方の対策としてどうすればよいのか?
調子の悪い時はその座りが強いられることを避けることです。
それを避け、腰回りの関節のストレスの無い噛み合わせを育て直す感覚が必要です。
腰回りの痛みと関係性でよく登場する腸腰筋やハムストリングスや深いところの筋膜といった部位の筋肉・筋膜を緩めることは育て直して行く過程で疲労した場合で特段回復に時間がかかる場合にのみ緩めたら良いのですが、正直なところ、判断難しいですよね。
ですので、育て直すのは
①関節の合わさり
②次いで仕事や趣味での普段使いの筋肉や筋膜の繋がりを意識した複合強化
②(同時に)悪くしない身体の使い方を神経やセンサー的役割の受容器の再教育
という順です。
単一の〇〇筋を鍛えるというやり方ならフィットネスクラブやマシントレーニングでも出来そうな気がしますが、人によってそれがいい場合と逆効果になる事も少なくないため、やはり総じて考えると、壊れた・弱っている身体の状態を判断してもらいつつ、関節や筋系をまとめて調整、リカバリーしながら鍛え直す方が間違えはないでしょう。
自分の身体は自分で分かっていたら、痛みなど1つも無いはずですからね。
というわけで、今回はこみいった話しになりましたが、
対策を理解し不安があれば私どもを頼ってみてください。
うまく腰と向き合い、ライフスタイルのパフォーマンス向上を一緒に目指していきましょう。
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