Q,どっちが本当??
①頭が重いからクビに負担がかかる
②首や脊柱に自由度が無いから頭が重荷になる
医療機関であれ、手技療法家であれ、頭痛がある時、ついつい首と頭の中だけにフォーカスしがちです。
しかし、首は脊柱という言わば木の幹の上にあり、その下には仙骨という根っこにあたる部分があります。
仙骨は腸骨という骨と骨盤の輪っかを形成し、人特有の緻密な形状と二足歩行によって、
なるほど絶妙なバランスで我々の身体の働きを支えてくれています。
それも地球の地上の環境に降り注ぐ1Gという重力を受けてのこと。
時間をかけ、重力に逆らってこそ、我々の身体は人としての活動を享受することができます。
それ故に、頭痛だから首を施術する…精密検査や血液検査で脳の異常を診てもらうことは間違いではありませんが、それ以前にやるべきことがあります。
頭痛に到るまでの過程でどういった生活をされてきたのか?
全身の状態はどんな具合か?
また、悪いのならなぜそういったことになるキッカケがあったのか?
これを把握し、それに対してどうにかすべきであることが自然な流れになるのではないか?
なぜそうなったのか?
これをあなたと一緒に考えて行くことが、大きな意味での近道になるのではないかと思います。
いかがでしょうか?
それでは今日も良い一日にしましょう。