「以前より明らかに眠れる頻度が増えた」

今回は不眠の患者さんの経過をご紹介します。

病院では脳に異常は無いと診断され、改善されないまま毎日眠れずに辛い日々を過ごしていたそうです。

めまいも発症して、日常生活にも支障が起きていました。

そんな状態の方が当店に通い、どう変化していったかをご紹介します。

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【患者さん】

70代女性

【身体の状態】

夜更かしなどせず、毎日同じ時間に布団に入っているのに、不眠だという方にはいくつか原因があると考えられます。

・日中の活動量が少ない

・スマホやLEDライトなど光刺激をよく浴びている

・疲れていない

・心因性ストレス

など薬や寝具の違和感などの外部要因がない限りは日常生活でのこういったことが原因にあげられるかと思います。

今回の方は、話を聞くと家事や買い物で身体を動かすことはあっても、1日では動かない時間が多く、活動量は比較的少ない方でした。

そうすると、血液の循環が悪くなり、血管内の熱は身体の上に位置する頭に溜まっていきます。（温かい水や気体が上に上がっていくのと同じ原理です）

「頭寒足熱」という言葉がある通り、頭の温度は低く、足は暖かいというのが身体にとってベストなのです。

頭の温度が上がるということは、睡眠にとても影響があり、浅い睡眠の割合が増えます。その結果、不眠につながるのです。

めまいも身体がこういう状態であると起きやすくなります。

（もちろん、これだけが原因ではありませんが）

【改善方法】

首にも問題はあったので、それは施術で改善していきました。

ご自身でやっていただいたのは、『頭を冷やすこと』と『歩行量を増やすこと』でした。

この２つをしっかりやっていただくと、2週間後には途中で起きなくなったと仰っていました。

まずは頭の温度を下げることと、身体を動かして血を循環させること。

この２つを行なっていきました。

今でも1週間に1〜2日は途中で起きることもあるそうですが、以前のように毎日ではなくなり、眠れる頻度は増えたそうです。

めまいはほぼ起きなくなりました。

【まとめ】

・悩み：毎日途中で起きてしまう。めまいもあった。

・身体の状態：日中の活動量が少なく、頭に熱が溜まっていた。

・現在の経過：頭を冷やして、歩行量を多くすることで、眠れるようになった。めまいもほぼ無くなった。

原因不明で不眠やめまいで悩まされている方は多くいます。

しかし、原因とは日常生活の過ごし方が大きく影響していることもあります。

その原因を改善しないと、なかなか良い結果にはならないかもしれません。

当店ではそういった不眠に悩まれている方を多く診て、解決に導いています。

もし同じようなお悩みをお持ちの方はお気軽にご連絡ください。

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美骨整復くるみの実　二塚