ダイエットは摂取エネルギーと消費エネルギーの釣り合いがキモになることは
誰しもが知るところだと思います。
このダイエットでの相対的な関係性と腰痛の『ある関係性』は、とても似ています。
【 治癒力と邪魔する力 】
人が生きている間、細胞の生死を繰り返しながら環境に合わせた身体の治癒力をみせます。
これを通常『自然治癒力』と呼びます。
反対に、この治ろうとする力を邪魔するものがあります。それがまだよくわかっていないものから、明らかにされているものまであります。
治ろうとする力を邪魔するもの、治ることを阻害して、病へと繋がっていく素因などがそれです。
それを『疾病形成因子』、『治癒阻害因子』などと呼びます。
関係性はこうです。
①治ろうとする力>邪魔するもの
この場合、身体は体内外の環境に合わせて治癒へと向かいます。
②邪魔するもの>治ろうとする力
これでは、治ろうとする力があってもあるべき姿には成り得ません。
ダイエットと似ていると言った内実はこれです。
バランスが崩れたままでは、いつかは倒れますよね?
通常、ダイエットならば成功しません。
腰痛がいつまでも治らない理由を論理的に言葉にかえるならば、こういうことです。
どんなに良くしようと努力をしても、疾病形成因子・治癒阻害因子を限りなく減らすか、無くしていかなねば腰痛に限らず身体の治癒を図ることは難しいのです。
あれをやってもこれをやっても、薬を飲んでも、プログラムをやっても、治療を受けても、何もしなくても、努力して努力して…
何が疾病形成因子なのか?
どれが治癒阻害因子なのか?
大きな理由や、誰しもが出来る方法は、ある程度お伝えすることできます。
ですが、それ以上の話になるのならば、一人ひとり、それぞれの環境と暮らしや歴史・文化があるので、私には全てを答えることはかないません。
ですので、最後にこんな話をして終わりにしたいと思います。
【 得たい答えを求めるなら、問いを選ぶ 】
私がピカピカのランドセルを背負っていた頃、近所の川にザリガニを初めて釣りに行ったとき、
祖父にこんなことを言われました。(と思います)
『何かわからないことがあったら、何が知りたいのか言うんだよ』
知りたがりの私は、あれやこれやと、細かい釣り方からザリガニの生態を質問を沢山しました。
どうしてもザリガニがつりたかった私が具体的な質問をすると、それに対して祖父は具体的な答えをくれました。
この意味は、『質問は具体性がないとボヤけた答えが返ってくる』ということを教えてくれていたのです。
ちょっとカッコ良く言えば、『求めよ、然らば与えられる』ってことでしょうか。
【今日もありがとうございました】
『あなたの腰痛(カラダの悩み)は、どうすれば良くなるのか?』をテーマにお送りしました。
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