坐骨神経痛の発生理由
こんなことをやっていると坐骨神経痛を忘れてしまうどころか、痛みが消えずに出続けてしまうかもしれません。
まずはじめに坐骨神経痛とは病気の名前ではなく
坐骨神経という腰から足にかけての出ている太い神経に領域に沿って痛みが出る「状態」を言います。
坐骨神経痛の原因というのは脊柱管狭窄書、腰椎ヘルニア、筋膜症、場合によっては股関節、腸腰筋が硬くなった等…など病院・整形外科などで言われる可能性があります。
坐骨神経は、腰椎から大坐骨孔を通り(写真黄色の線が坐骨神経)
太ももの骨に沿ってやや後ろの方を通って足に向けて
伸びていくこの部にどこかで起こる痛みをを坐骨神経痛と呼称します。
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では、坐骨神経痛は寝ていることで悪化するのでしょうか?
結論から言うと悪化していきます。ただ、寝ていると坐骨神経自体にテンションがかからなければ、痛みは出ませんが、動かしていくと筋肉や関節の動きがぎこちなくなり、結果的に坐骨神経にストレスをかけてしまうため、悪化するという流れです。
また、よく質問をいただくのは寝ている時に全く動かないようにするのか、上むいて寝るのか、もしくはうつ伏せで寝るのが正しいのか…
答えは、【全部の方向に寝返りうったほうがいい】です。
しかし寝ている時、意識を持って寝返りができればいいのですが
睡眠時は無意識ですから、通常、それができないものです。
マットレスの問題、体の問題など複合的な要因があるので意識的に寝返りを打つのは少し難しいです。
そこで少なからず、寝返りを打ちやすくするための工夫として、避けた方がいいものとして、こんな枕・寝具を使うと寝返りが打ちづらくなるものをいくつかあげていきます。
まずは【低反発】
低反発は沈み込んで、押し返されない。
ちょっと体や頭を動かそうとすると、重くて横を向く
寝返りには都合が悪く、体を回転させようとした時に、回転しにくいです。
ふかふかの枕や体を大きく体を包み込むような枕などは寝返りが打ちにくいです。
ほんとかどうかは寝て貰えば分かります。
もう一つは【ウォーターベット】
ウォーターベットで寝ると横に向きたいと思えないくらい体が動かないです。
一時期、ウォーターベッドは流行りました。
ウォーターベットの表面張力はどのぐらいか?
ビニールで水の硬さを調節するのですがそれが柔らかければ柔らかいほど横をむけない、逆にビニールを張りすぎると固くなりすぎると水の意味がなく、ただ寒いだけになります
売ってはいるけど流行らないのはこのような要因があるのかと思います。
坐骨神経痛でお悩みの方は、寝具から見直すのも良いかと思います。
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美骨整復くるみの実 代表 谷崎政一郎