千葉市幕張本郷・海浜幕張の根本改善整体「美骨整復くるみの実」(旧名称:くるみ整骨院)

急な温度差に負けない身体の作り方

 

1.なぜ温度差がこたえるのか?
2.身体の不思議 〜 体温はなぜ37°が平熱か
3.男性と女性の気温耐性の違い
4.年齢差は〇〇に差がある
5.食べものが身体に与える影響
6.ではどうすればよいのか?

 

今回はこんなテーマでお送りします。

急な温度差でカラダがだるくなったり、頭痛がしたり、ぎっくり腰になったり、めまいがしたりと、様々な不調を訴えやすい季節の変わり目。

 

分かってはいるけど…と思いつつも、なかなか身体の不調に対応し切れていない、という方も少なくありませんよね。

 

実際のところ、本当に理解していたら不調の頻度や悩まされることも減ってくるものなのですが…情報が多い今の時代は、自分に必要な情報を整理することがとても難しいと思わずにいられません。

 

さて、そんな情報を整理してほしいと思うからこそ、今回は話を整理していきますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 

 

1.なぜ温度差がこたえるのか?

 

 寒暖差

 

結論から申し上げると、身体の体温調節機能が壊れているということです。

 

正常な体温調節機能を是正・維持するポイントは3つあります。

  ①細長く太い筋肉に弾力を持ち、適度に使われている
  ②食事の中でエネルギーを効率的に使える食品・栄養素を摂るようにしている。
  ③毛細血管が健全であること

 

この3つのうち、1つでもうまく行っていないと、体温調節機能が正常に働きにくいため、

温度差や夏の暑さに負けてなんらかの体調不良を出してしまうことになるのです。

 

 

2.身体の不思議 〜 体温はなぜ37°が平熱か

 

微熱

 

これも体温調節機能に関係している話です。

 

ヒトには、生理活性という大きな身体の働きを調節する働きを持っていて、

カンタンにいうと生きる上で必要なホルモンを適量、適当なタイミングで出すために体温を調整しています。

 

起きてから数時間を体温のピークとして37°付近まで上げ、日が落ちるくらいにかけてやや体温が下がり、より良い睡眠のために身体を準備させます。

 

このように37°を平熱として持つことで、さまざまなホルモンを分泌し、食事や排泄、エネルギー代謝などに都合をつけているわけですが、気温の変化に弱い方はこの37°という平熱と、微妙な変化を作り出すことが出来ていない場合がほとんどです。

 

 

3.男性と女性の気温耐性の違い

 

女性と男性

 

一般的に、ホルモンや身体の作りから、女性の方が脂肪が男性よりも多く蓄えられるようになっています。

脂質は身体のホルモンを作るために必要な材料でもあり、毎月の排泄・新生に素材として脂肪をある程度ためておく必要があります。

 

かわって男性は、女性のように毎月脂質をためておく必要もなく、かつ男性ホルモンの影響で女性よりも筋肉量が多くあります。

 

筋肉は素早く熱を作り出すために効率的ですが、脂質は熱を作り出すには少しばかり時間が必要です。

 

つまり、男性と女性を比べるとこうなります。

 

男性 筋肉(比べて多め)・脂肪(比べて少なめ)
女性 筋肉(比べて少い)・脂肪(比べて多め)

 

しかも、脂肪は筋肉に比べて冷たいので筋肉が少ない女性は平熱の体温よりも体を冷やしやすい傾向にあるといえるのです。

 

 

4.年齢差は〇〇に差がある

 

老若男女

 

歳だからなかなか良くならないだとか、歳だからもう諦めようかなといった話を病院に行った人から聞くことがあります。

 

実際のところ、細胞の入れ替わりは若いほどに頻繁になるので、年齢が高くなるほどに細胞の入れ替えの分、身体の代謝や回復が遅くなります。

だからといって、筋肉がつかないわけでもないですし、痛めたり悪くしたところが良くならないわけではありません。

 

年齢なりに問題があったことをキチンとさかのぼって整理していけばやるべきことをやれば年齢のせいにしなくてもよくなります。

 

筋肉を鍛えるには、まずは関節と神経に問題が無い状態で鍛えなければ、ケガをしたり、悪くなっている腰やひざに負担を増やしてしまうことになるので、まずは不安な身体の古傷などがあれば、鍛える前にそこを治してからというのが良いでしょう。

 

 

5.食べものが身体に与える影響

 

野菜

 

ヒトには食べものの好き嫌いがある。

 

もしこれが知らず知らずのうちに、身体の不調を引き起こしているとしたら、あなたはあきらめますか?それとも努力してみようと思いますか?

 

食べものには、「熱を作り出す食べもの」・「消化を促す食べもの」・「身体冷やす食べもの」・「身体の働きを助ける食べもの」と大きく分けられます。

 

これ以外にも身体に負荷をかけるもの…というものもありますが、ここでは割愛します。

 

 

このうちの、熱を作り出す食べものというものを毛嫌いしていると、熱を作り出すことが不得手になり、結果的に気温の変化に対応しにくい身体になってしまうことにつながります。

 

 

熱を作り出す食べ物には、炭水化物・タンパク質・脂質と誰もが知っているものがあるのですが、この中でもタンパク質とそれを身体に吸収しやすくする食品とをうまく食べるようにしないと、すぐに熱を作り出してくれる筋肉の素材として栄養不足になるので、特にタンパク質は重要になってきます。

 

タンパク質の中でも、赤みを持つ色をしたタンパク質と、果物や赤色の反対色の野菜「青緑色」「白」を持つ色の野菜がその分解促進作用があると考えられます。

 

 

こういう食品を心がけて1日に多く取り入れると熱を作り出しやすくなります。

 

 

6.ではどうすればよいのか?

 

クエスチョン

 

ここまでいくつか話を分けてお伝えしていきましたが、結局どうすればいいの?と思う方もいらっしゃると思いますので、まとめたいと思います。

 

気温の変化にカラダが悪く反応してしまう・具合が悪くなってしまう方は、

 

・筋肉の問題
・栄養の問題
・運動の問題

 

があるということをお伝えしてきました。そこで、整理しますと、

 

そのような方は、身体を鍛える前に、関節・神経が正常を維持できていない可能性が高いのでまずは施術を受けるなりする。その問題がない場合は、長く太い筋肉を増やす運動をすることです。例えばスクワット。プランク・懸垂の類いです。とはいえこれすら難しい人もいますので、その場合は、あなたに合った運動の適量・種類を選んでくれる人に教えてもらうと早いです。

 

 

そして、筋肉を作る食べものを取り、適度に脂質を身体に蓄えます。筋肉が育ち始めたその上で、ウォーキングによる血流を促す循環をしてくれるポンプ運動をその人に合った適量行うことで、温度差に負けない身体を作ることができるでしょう。

 

 

いかがでしたか?少しこみいった話になりましたが、キチンと情報を整理して、身体のためにいいことをしていくと現状から変えられるでしょう。

 

もし、今回のことで困ったことがあったら相談に乗りますので、お気軽にお話しください。

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