『痛みがないことが嬉しすぎて、ついつい動きすぎちゃう』
今回の患者さんは、かかとにトゲ(踵骨棘)が出来てしまい、かかとがつけないことでお困りでした。
整形外科では「やる治療が無いので、治るまで自分でストレッチをしていてください」と言われ、教わったストレッチをしていたそうです。
しかし、全く痛みが変わる事なく途方に暮れていた時にご来店されました。
トゲ(踵骨棘)が出来た原因。
どうのように良くなったかをお伝えしていきます。
写真はトゲが出来てしまった根本的な原因を改善するためのトレーニングを行っています。
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診療時間は 月、火、木、金 10時〜19時
土 10時〜14時
水、日 休診
ご来店されている患者さんの状態の経過をご紹介します。
・お悩み:左足の足底筋膜炎(骨棘)
・年齢性別:70代女性
・お名前:Oさん
なぜOさんの左かかとにトゲが出来てしまったのか?からお話しします。
その原因はOさんの過去にありました。
Oさんは約10年前、左足首にケガをしました。
そのケガの影響で数ヶ月左足が使えない状態でした。
その後、左足首は治ったものの、次第に右の膝に痛みを感じるようになりました。
数年間右膝の痛みは強くなったり、少し収まったりを繰り返しました。
やがて右膝はまっすぐ伸ばすことは出来なくなっていました。
右膝が伸ばせないということは、歩く時に右足を正しく使う事が出来ません。
その影響により左足に荷重がかかるようになります。
結果、左足裏のアーチは潰れ、左かかとに負担が集中されたことによりトゲを作ってしまう結果となりました。
これが、Oさんのかかとにトゲが出来てしまった原因だと考えられます。
ケガした左足を庇った結果右膝を痛め、その影響で左かかとを痛める結果となったのです。
続いて、どう改善したのかをお話しします。
トゲがある場合、まずはトゲを無くすことが最優先となるので、
トゲの角が刺激にならないように特殊な方法(企業秘密)で処置を施しました。
その後、局所的な強い痛みは無くなりましたが、痛みはかかと全体的に感じるようになりました。
これはトゲを折ったことにより、炎症が起きたためです。
しかし、感じる痛みは大幅に減り、かかとはつけるようになりました。
それから自宅でかかとのアイシングをしていただき、3週間程で炎症も治まり、痛みは一時無くなりました。
現在、まだ左足への負担がなくなったわけではないので、歩きすぎたりすると、左かかと全体に痛みが出ます。
なので、負担が左かかとだけにかからないように右膝の改善、左足アーチの改善、歩き方の改善などを行なっていきます。
もし、足うらのトゲがなかなか良くならずお困りの方は、まずご相談ください!
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二塚