【底が固い靴でよく歩いた時に腰が痛いと感じる人向け】
身体のセルフケアとして筋膜の緊張を緩和させる効果が期待されるマッサージガン。
自宅や職場で手軽にケアが出来るのはもちろん、整体師やトレーナーなど身体を診るプロの方達も使用している方が増えています。
そんなマッサージガンですが、やり方によっては逆に痛めてしまったり、実は当ててはいけない箇所もあります。
マッサージガンをより安全に使い、効果が出る使い方を症状別に4回に分けてご紹介します。
種類もどんなものがあるのかいくつかご紹介します。
[マッサージガンの注意点]
マッサージガンにはアタッチメントが数種類付属されているものが多いと思います。
部位や目的によって使い分けたりするのですが、アタッチメントが硬すぎると当て方によっては痛めてしまうこともあります。
ですのでオススメとしては写真のような柔らかめなスポンジ素材を使ってもらえるとリスクは少なくなるかなと思います。
もう一つの注意点としては、『骨』に直接当てないこと。
当てたことによって痛めることもあるので、毎回出っぱっている骨の場所は確認してやってください。
[当てる部位]
今回は底が固い靴でよく歩いた時に腰が痛いと感じる人に向けてお伝えしますが、
基本的には痛みがある、辛いなと感じる部位には当てません。そして当てないでください。
なぜなら、痛めている部位というのは筋肉の反射が起きやすく
その時は気持ち良くても、後で筋肉が固くなったり縮こまったりして、逆に痛めてしまうことがあるからです。
まずは痛めている場所から一番遠い所から始めていきます。
腰からの筋膜の繋がりを考えると
まずは足の裏です。
当てかたは3秒当てたら離して1㎝ずらすを繰り返します。骨の位置は確認して当てないように。
6〜8回当て終わったら足裏は終了です。
次はふくらはぎの内側です。
触って固いなと思うところに当てます。
当てる時は筋肉が緊張していない状態で当てたいので、つま先を少し寝かせて当ててください。
ここも3秒当てたら離して、1㎝ずつずらしていきます。
6〜8ヶ所を目安に当ててください。あまりやり過ぎてもいけません。
次は膝の裏です。
足裏に体重を少しかけながら当てます。
5秒を3回当てたら終了です。
最後は腸腰筋です。
場所は骨盤の前に骨のでっぱりがあります。
そこの内側やや下よりに筋肉が筋張っている所があるのでそこに当てます。
当て方は膝を伸ばした状態で、3秒を5回前後やります。
ここまでやったら、反対側も同じようにやります。
反対も終わったら全て終了です。
※動画でも確認出来ます→こちらをクリック
回数や当てる秒数を指定しましたが、これ以上やり過ぎると逆効果となりかねませんのでご注意下さい。
もう一つポイントとして、腰の痛みがはっきり「右が痛い」とか「左が痛い」というのがあれば
痛い腰の逆の足裏から始めてください。
右腰が痛ければ左の足裏からやるということです。
こうすることで腰の反射が起きづらく、後で痛めるリスクを減らせます。
そして、今回は固い靴で歩き過ぎて疲労によって起きた腰痛に対してなので
ずっと腰が痛い、朝起きて腰が痛い、痺れもある、という方にはマッサージガンだけでは役不足です。
これをやっても良くならないという方や、上記の腰痛の方は筋膜に原因があるわけではないかもしれません。
その原因を見つけるお手伝いは出来ますので、ぜひお気軽にご相談ください。
※腰痛でお困りの方は、こちらをクリック
[種類]
最後にマッサージガンにはどんな種類や価格帯のものがあるのかご紹介していきます。
※あくまで商品の紹介だけであって、販売促進のためのものではございませんので、商品リンク等は貼りません。著作権の問題もあるので画像も貼りません。
今回使用したものは
【MyComfort ReleaseBodyMini】6,980円
他にどんなものがあるのかご紹介します。(Amazon調べ)
【MYTREX REBIVE MT-RBN20G】21,780円
【arboleaf 筋膜リリースガン MINI】5,500円
【uFit RELEASER Mini】16,800円
【ドクターエア リカバリーガン PRO RG-02】31,779円
【KUI ボディーケア ミニ】2,980円
調べてみると分かりますが、このように価格帯は様々です。
調べた中で最高額は16万円でした。
どう違うのかは、重さや振動数、強さの調節具合、アタッチメントの数、耐久性などによって違うのだと思います。
重さや握りやすさなどの使いやすさは大事なので、家電量販店などで実際に試せるようであれば
試しに使ってみてから購入するのが良いのかなと思います。
高いから効くというものでもないとも思います。
次回は『肩こりを感じる方』に向けたマッサージガンの使い方です。
お楽しみに!
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二塚