今回は腰痛でコルセットを巻いている方に向けて、実際コルセットはどうなのか、家で簡単にできることをお話していきたいと思います。

まずはコルセットの効果として、腰に巻いてしっかり固定する事で腹圧をあげ、腰の支えを作ります。その結果、腰痛を軽減させてくれるというような効果があります。

腹圧をあげる 固定をするというのは、辛い時やきつい時はやっておいたほうがいいと思いますが、コルセットがないと不安だからつけているなど、予防として使っている方は非常に危険です。

何が危険かというと、外の力（コルセットの力）のみで腹圧をあげるということは自分の力を使わないので、その分自身の力がどんどん落ちていきます。

よく腰痛予防や改善のために、腹筋をされている方がいますが、単純に上体起こしとか表の筋肉（シックスパック）、腹直筋などを鍛えても、腰痛予防にはつながりません。

もっと奥の方に腹圧をあげるための筋肉があるので、その筋肉を自分で強めていく事が大事になってきます。

なので、今回は腹圧を高める方法を一つ紹介していきたいと思います。

腹圧を高める方法として腹式呼吸があります。

やり方は、仰向けに寝ていただき、まずは鼻から大きく息を吸い込み、お腹を膨らませます。

次に口を尖らせて息をふぅ〜と吐いてお腹をへこませます。この時のポイントとして、お腹を膨らませるのも へこませるのも自分の中でめいっぱいやってください。

そうすることによって、より圧がかかり能力が鍛えられます。

ただ動かしているだけではあまり意味がないので、なるべく限界までやってみましょう。

思ったより大変なのがわかると思いますが、時間があるときにできるだけ回数を重ねていただく事で、腰回りやお腹の方の筋肉をより強く鍛えることができますので、是非やってみて下さい。