【デスクワークで手や上半身がだるいと感じた時の使い方】
身体のセルフケアとして筋膜の緊張を緩和させる効果が期待されるマッサージガン。
自宅や職場で手軽にケアが出来るのはもちろん、整体師やトレーナーなど身体を診るプロの方達も使用している方が増えています。
そんなマッサージガンですが、やり方によっては逆に痛めてしまったり、実は当ててはいけない箇所もあります。
マッサージガンをより安全に使い、効果が出る使い方を症状別に4回に分けてご紹介します。
※初回の腰編は、こちらをクリック
※2回目の肩編は、こちらをクリック
※3回目の足編は、こちらをクリック
※猫背や姿勢が気になる方は、こちらをクリック
［マッサージガンの注意点]
マッサージガンにはアタッチメントが数種類付属されているものが多いと思います。
部位や目的によって使い分けたりするのですが、アタッチメントが硬すぎると当て方によっては痛めてしまうこともあります。
ですのでオススメとしては写真のような柔らかめなスポンジ素材を使ってもらえるとリスクは少なくなるかなと思います。
もう一つの注意点としては、『骨』に直接当てないこと。
当てたことによって痛めることもあるので、毎回骨の場所は確認してやってください。
そして、痛みが強い箇所に直接当てない事です。
筋肉の反射によって、次の日などに痛みを感じる可能性があります。
[当てる部位]
まずは手の母指球です。
当てかたは5秒当てたら離して5回当てます。骨の位置は確認して当て肉厚の所に当てるようにしてください。
次は手の甲側です。親指と人差し指の骨の間。合谷と言われるツボ辺りです。
5秒3回当てていきます。また骨には当てないように気をつけてください。
次は前腕内側です。
手の平を上に向けて、外側のライン、内側のラインと分けてそれぞれに
2秒当てたらずらしていき、肉が厚めの所に3箇所ほど当てます。
次は前腕外側です。
手の平を下に向け、肉厚な所に2秒3箇所2往復当てていきます。
最後に鎖骨の下の肩寄りです。
3秒当てて離し、脇の方に少しずつずらしながら3箇所当てます。
優しく当ててください。
この順番で両方とも当てたら全て終了です。
回数や当てる秒数を指定しましたが、これ以上やり過ぎると逆効果となりかねませんのでご注意下さい。
今回は手や上半身の症状ですが、筋膜を緩めただけでは改善しないこともあります。
また『マッサージガンで楽になってもまたすぐにダルさが戻ってしまう』という方は
首の骨や背骨、腰周りの骨などの関節に原因がある可能性が大いにあります。
それだとマッサージガンでは改善されません。
お早めに相談いただくと早期の改善にも繋がります。
お気軽にご連絡ください。
[種類]
最後にマッサージガンにはどんな種類や価格帯のものがあるのかご紹介していきます。
※あくまで商品の紹介だけであって、販売促進のためのものではございませんので、商品リンク等は貼りません。著作権の問題もあるので画像も貼りません。
今回使用したものは
【MyComfort ReleaseBodyMini】6,980円
他にどんなものがあるのかご紹介します。（Amazon調べ）
【MYTREX REBIVE MT-RBN20G】21,780円
【arboleaf 筋膜リリースガン MINI】5,500円
【uFit RELEASER Mini】16,800円
【ドクターエア リカバリーガン PRO RG-02】31,779円
【KUI ボディーケア ミニ】2,980円
調べてみると分かりますが、このように価格帯は様々です。
調べた中で最高額は16万円でした。
どう違うのかは、重さや振動数、強さの調節具合、アタッチメントの数、耐久性などによって違うのだと思います。
重さや握りやすさなどの使いやすさは大事なので、家電量販店などで実際に試せるようであれば
試しに使ってみてから購入するのが良いのかなと思います。
高いから効くというものでもないとも思います。
全4回でマッサージガンの効果的な使い方をお伝えしてきました。
どんなに優れたものだとしても、使い方を間違えたり、原因を分かっていないと逆効果になってしまうこともあります。
今回は誰がやったとしても比較的安全に出来るようにお伝えしてあります。
1番気になる所に当てないというのは、もの足らないかもしれませんが、グッと我慢して当てないようにしてください。
二塚
